『インファナル・アフェアⅡ』
一作目からは時を遡り、英国領の頃の香港。
黒社会を牛耳るマフィア組織の二度の代替わり。
警察とマフィア、それぞれから潜入している若者二人の物語を織り交ぜながら、主軸は首領ハウを中心としたンガイ家の盛衰、ウォン警視とサムの信頼と裏切りを描いていきます。
一作目の登場人物たちの意外な関係など、小細工が多く、「あ~!そうだったんだ!」と感心する一方、そのせいで粗も目立っているように思えました。
(主に年数の関係で、納得のいかないことが多かった。)
とはいえ、これはこれで、非常にかっこいい、マフィア映画に仕上がっています。
ヤンとラウ、それぞれの若年代を演じる俳優たちが、一作目の役者たちが演じた癖などを同じようにやってみせるところといい、ンガイ家のハウの目論見と失敗、それによるジレンマなど、さながら香港版『ゴッド・ファーザー』(これもしびれちゃいますね。)のようです。
ハウが4人のボスたちを落としていくシーン、弔いのためにみな無言で杯を掲げるシーン、4年目の弔い合戦など、何と言うか・・・とにかくかっこいいです。
香港返還と合わせ、黒社会の権力が移行したこと、それによって、一作目に描かれた新たな戦いが始まることを予見させます。
さぁ、登場人物たちの来歴を学んだところで、いざ、三作目へ!
(果たして劇場公開中に見られるのでしょうか?)
黒社会を牛耳るマフィア組織の二度の代替わり。
警察とマフィア、それぞれから潜入している若者二人の物語を織り交ぜながら、主軸は首領ハウを中心としたンガイ家の盛衰、ウォン警視とサムの信頼と裏切りを描いていきます。
一作目の登場人物たちの意外な関係など、小細工が多く、「あ~!そうだったんだ!」と感心する一方、そのせいで粗も目立っているように思えました。
(主に年数の関係で、納得のいかないことが多かった。)
とはいえ、これはこれで、非常にかっこいい、マフィア映画に仕上がっています。
ヤンとラウ、それぞれの若年代を演じる俳優たちが、一作目の役者たちが演じた癖などを同じようにやってみせるところといい、ンガイ家のハウの目論見と失敗、それによるジレンマなど、さながら香港版『ゴッド・ファーザー』(これもしびれちゃいますね。)のようです。
ハウが4人のボスたちを落としていくシーン、弔いのためにみな無言で杯を掲げるシーン、4年目の弔い合戦など、何と言うか・・・とにかくかっこいいです。
香港返還と合わせ、黒社会の権力が移行したこと、それによって、一作目に描かれた新たな戦いが始まることを予見させます。
さぁ、登場人物たちの来歴を学んだところで、いざ、三作目へ!
(果たして劇場公開中に見られるのでしょうか?)
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by chiemhana
| 2005-06-03 09:53
| 映画