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『パコと魔法の絵本』

映画好きの知人に、最近観た中で面白かったのは?と尋ねたら、
『パコと魔法の絵本』と返ってきました。
ちょーっと気にはなっていましたが、その一言で後押しされ、観てきました。


むかしむかし、とあるところの、とある病院でのおはなし。
医者や看護士はじめ、患者たちも変わり者ばかり。
中でも強烈なのが、大貫老人。
「お前がわたしを知っているだけで腹が立つ!」が口癖で、
傍若無人、我侭放題に振舞う大貫に皆が手を焼いていた。
ある日大貫は病院内でパコと名乗る少女と出会う。
パコは大貫を知らず、恐がりも嫌がりもしない。
しかも翌日再び会ってもパコは前日同じように大貫を知らないと言う。
実はパコはかつて事故に遇い、その日から後の記憶が残らないという障害を負っていた。



こういう手法がこの監督の持ち味なのか、
わたしはこの作品しか観ていないのでわかりませんが、
とてもアニメチックな描き方。
役者さんたちも、一見誰だかわからないようなメイクと、
(終盤に差し掛かるまで、わたしは室町くん役が誰なのかわからなかった)
それまでのイメージを覆すような配役で、
その意外性がまた魅力的に見えてしまいます。
(この映画で初めて、上川隆也が好きになりました)
CGアニメーションの使い方もとても効果的だったし、
かと言って、そうしてぱっと見にキンギンギラギラ派手な装飾が目立っても、
実はキャラクター設定とその描写が丁寧で、サイドストーリーでいちいち感動を呼ぶし、
何より大筋のストーリーが、ものすごくストレートに善良なメッセージを伝えているのです。

わたしも涙腺がゆるみかけましたが、隣で妹はぼろぼろ泣いていました。

たくさん笑えて、ほろっと泣けて、
なんて楽しくていい映画なんだろう!

この映画、わたし妹とも連れあいは観ないというので二人で観に行きましたが、
夫ども、観なくてもったいなかったね~。
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by chiemhana | 2008-10-28 14:28 | 映画

『トルパン』サクラグランプリおめでとう!

東京国際映画祭2008も幕を閉じ、各賞の受賞作品が決まりました。

わたしも先日観てきた『トルパン』が、
なんと最高賞であるサクラグランプリと最優秀監督賞をダブル受賞!
おめでとう!!
とても良い映画で、本当にいろいろな人に観てもらいたいと思ったので、
このニュースは嬉しい♪

『トルパン』は、公式HPでリサーチしていたときに、
ファーストインプレッションでとても気になった作品で、
でも、あの「残念な日曜日」に一度見逃してもいたのです。
2度目の上映にリベンジかけて観てきたわけですが、
観ておいてよかった、報われた、という個人的な喜びも。


そして、もう1作品観ていた『アンナと過ごした4日間』
こちらも、審査員特別賞を受賞です☆
おめでとうございます!


数ある参加作品の中で、たった2本しか観ていませんが、
その2本とも受賞だなんて、
わたしは観ただけですけど、
もし人だったら「あの人、とてもいい人なのよ」って
誰かに紹介したくなっちゃうような、そんな気分でしたので、
何だかとても嬉しい。

きっと日本でも公開があるはずですので、
ぜひ、ご覧ください。
2本とも、とても良い作品です。
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by chiemhana | 2008-10-27 09:26 | 映画

『トルパン』@東京国際映画祭2008



東京国際映画祭で、再び、コンペティション部門上映作品『トルパン』を観てきました。


カザフスタンのステップ地帯。
そこで、姉夫婦の家庭に居候するアサは、
兵役も終えたので、早くお嫁さんをもらって、羊飼いになりたい。
とはいえ、毎日砂嵐が吹き荒れるこの一帯にご近所さんはおらず、
ようやくみつけた花嫁候補トルパンのいる家庭までは1日を要する距離。
みやげ物をもって、水平の制服でばっちり決めて求婚に訪れるが、
「耳が大きすぎる」といって断られる。
友人のボーニは、「こんな砂漠を出て都会へ行こう!」としきりに誘うが、
この地で美しいユルト(テントのような形状のこの地方の住居)を持ち、
ラクダや羊を飼って豊かに暮らしたい、というのがアサの夢。
そのためにはまず妻を娶らねばならないのだが・・・




ステップ地帯での厳しい生活、しかしそれを厭わない人々の暮らし、
そんな様子がドキュメンタリータッチで描かれますが、
人に関しては全て、演出、演技なのだそう。
(アサの甥っ子、一番下のチビさんは例外。この子、ものすごぉーく、可愛かった!)
もちろん、自然や動物の出演シーンに演出ができるはずもなく、
想像を絶する忍耐力の果てに、映像となったものだそうです。
その忍耐期間、なんと4年!

セリフを妨害するほどの砂嵐や、羊の死産の問題など、
ままならないその地での暮らし、しかし、それを苦にするどころか、
愛してやまないアサやその姉夫婦。
(「ここ以外のどこで生きていけるっていうんだ!」)
砂嵐の吹き荒れるステップでも、ユルトの内側は穏やかな空気に満ちていて、
ケンカもするけれど温かい家庭生活が営まれている。
姉夫婦の家庭で、時折居心地の悪さを覚えるアサは、
早く自分自身の家庭を持ちたいと思うのですが、
日に日に想いを募らせるものの手に入らない「トルパン」は、
アサにとっての「砂漠での夢の暮らし」そのもののようです。

とにかく、すごく、愛のある映画でした。
それは、アサのこの地への愛、サマル(アサの姉)のアサや家族への愛、
オンダス(サマルの夫)の家族・家畜への愛、そして、アサのトルパンへの愛。
何より、監督のカザフスタンへの愛がじわじわと染み入るように感じられる映画です。



わたしが映画祭で観る映画を選ぶ基準は、
まず日時の都合がつくこと。(土日か平日なら夜7時以降)
そして、普段なら観ないであろう作品、
もしかしたら今後日本で公開されないかも、という匂いのする作品、
そんな基準です。
この『トルパン』も、もちろんそういう基準で観ることに決めたのですが、
観終わってみると、もっとたくさんの人に観てもらいたいと感じました。
ぜひぜひ、日本で公開されることを願います。




わたしの感想よりずっとわかりやすいレビューです。
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by chiemhana | 2008-10-25 13:22 | 映画

『アンナと過ごした四日間』 ~4nights with Anna~

東京国際映画祭で、『アンナと過ごした4日間』を観てきました。
コンペティション部門にノミネートされている、ポーランドのスコリモフスキ監督作品です。


人とコミュニケーションをうまくとることができない内気な中年男レオンは、向いの看護士寮に住むアンナに想いを寄せ、毎晩彼女の部屋を覗いている。着々と準備を整えたレオンは、ある晩からアンナの部屋へ忍び込み、熟睡する彼女を眺めて過ごす。。。

わたしはこの映画がとても好きでした。
なので、ぜひ日本で公開されることを望みます。
ですから、これ以上は書けないのですが、これだけだと、すごく怪しげですね。
本当は、もっといろいろな味わいを楽しめる、スゴイ映画なのですが。

まず、時系列の揃わない、しかも不安を誘うシーンが断片的に挟みこまれて、「あれはいつ起こることなのか、それとも過去の話なのか」がわからないため、想像力を掻き立てられ、常に緊張を強いられます。
また、レオンという人物が、必ずしも常識ある行動をとるとは言えないキャラクターゆえ、これから何をしようとしているのか、常にハラハラさせられます。
サスペンスのようですね。
でも、ほとんど言葉を発しないレオンの一途な想いから生まれる行動は、時に笑いを誘います。
よって、ところどころに挟まれる笑いによる弛緩が、また新たな緊張をつなぎます。
アンナの飼っている猫もハラハラの材料になるし、音楽・音響もそれに一役かっていて、笑いだけでなく美しくのどかなロケーションが弛緩の役割を果たしたりもします。

そんなわけで、わたしは、ほとんどずーっとハラハラドキドキしていて、時々クスクス笑って、終盤あたたかい気持ちになって、ラストではやや悲しい気持ちになりました。

「うまいなぁ~・・・!」とうならされる、そんな作品です。


さて・・・映画祭での楽しみは、ティーチ・イン。
今回も機会があれば質問しようかと思っていましたが、どうやら、わたしなどがしゃしゃり出る幕はなさそうでした。
というのも、不勉強なわたしたちは、失礼ながら全く存じ上げなかったのですが、スコリモフスキ監督は日本でもかなり有名で、ファンもたくさんいらっしゃるよう。しかも、この作品は監督の17年ぶりの新作。
会場はそんなスコリモフスキ監督最新作を心待ちに詰め掛けたファンでいっぱいだったのです。
そんなわけで、一人目からコアな質問が飛び交います。
(長期間映画を撮っていなかった間に俳優業もこなしていたようだが、その経験と久々の新作との関係は?とか、過去のあなたの作品にやはりアンナという名のキャラクターが登場したが今作のアンナと関連があるのか?とか、あのシーンはホッパーの絵を思わせたが?とか・・・)
うーん、何かこれでは、単純な質問したら、KYだなぁ~、などと思っていました。
で、誰か「何から着想を得たか?」を聞かないかなぁ~、とも思っていました。

ティーチ・インの時間も終わりを迎え、最後の拍手が沸き起ころうとした時、監督がそれを制して、あと一言だけ、と話し始めました。
それは、このような内容でした。
「わたしはこの作品を伴って、ヨーロッパやアメリカなど何ヶ所もまわってきました。各地でこのような質疑応答の時間を設けてきましたが、そんな中で1番よく聞かれた質問は『なぜ17年も映画を撮らなかったのか?』というもの。そして次によく聞かれたのが『何から着想を得たのか?』という質問でした。この会場ではそのことを尋ねられなかったのはよかったのですが、一応お話しておきます。数年前、わたしは新聞の片隅に小さな記事をみつけました。それは日本での事件を伝えるものでした。その事件というのが、とてもシャイな男性が想いを寄せる女性の部屋へ夜中に忍び込み、そこで数時間を過ごした、というものだったのです。」
これで会場には少しのどよめきと笑い、そして拍手が沸き起こりました。


着想については、大抵は出る質問なので、なぜ今回は誰も聞かないのだろう?とは思ったものの、ものすごく気になる、というほどではありませんでした。
そして実際に誰もそのことを尋ねなかった。
ベースになっているのが日本で実際に起こった事件ということは、日本ではそういうことが起こりえるし、起こったわけだし、何となく「ありえるでしょ」という空気がわたしたちの中にあったのだろうか、と考えてしまいました。

でもそれ以上に、レオンというキャラクターを持ってしては、あの行動は有り得る、と考えたい。


スコリモフスキ監督は、落ち着いた物腰の老紳士とみえて、内に計り知れない情熱を秘めた、とても魅力的な方でした。




さて・・・日曜日に逃した作品、リベンジ行ってこようなぁ。。。

映画祭での上映作品は全て1,000円で観られるし、この機会でしか観られない作品に出会えるかもしれないし、監督や役者さんたちの生の言葉を聞くことができたりするし、とてもおススメです。
興味を持たれた方は、ぜひ、足を運んでみてください~♪
チャンスは次の日曜日まで☆
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by chiemhana | 2008-10-21 18:23 | 映画

『おくりびと』


チェリストの大吾はチェロの借金を抱えたまま楽団が解散の憂き目にあい、愛妻のミカを連れて、死んだ母の残してくれた家のあるふるさとの山形へ帰る。
ある日折り込み広告で条件の良い求人情報をみつけその会社をおとずれる。広告のうたい文句は「旅のお手伝い」。
―「あぁ、それ誤植だ。正しくは『安らかな旅立ちのお手伝い』」
なんとそこは葬儀屋の下請けをする納棺士の会社だった・・・!
仕事内容に戸惑いつつも、次第にその仕事に打ち込んでいく大吾。
しかし、妻のミカには本当の仕事内容を言えずにいた。。。




映画『おくりびと』を観てきました。
夫は気乗りしないと言うので一人で観たのですが、
観終わって「夫もみればよかったのにぃ~!」と思いました。

とてもよい映画でした。

納棺士という、それを専門に請け負っている人がいるとは知りませんでした。
そういうのは土地柄というのもあるかもしれません。
東京じゃぁ、ああいうのは「高額アルバイト」の部類だとばかり思っていました。

世間からは「死人で食ってる」などと言われ、白い目で見られる仕事。
しかし、死者とその遺族への敬意を怠らず、心をこめてその仕事を行うことで、「死」というものと「生きる」ことをつなぐ橋渡しをするような、そこには目に見えないけれど確かな意義があるのです。
「死」はつねに「生」の中にある。
それを意識することによって、前向きに、より良く生きたり、人と丁寧に接することができたり・・・
わたしは、そんなことを思いました。
もっと重たいテーマの映画なのかと思っていましたが、観終わって気持ちが明るくなるような気さえしたほどです。

それは、主人公はじめ登場人物たちが抱えるそれぞれの家族に関する問題と、それの穏やかな解決、大吾とミカの愛らしい夫婦の様子、そんな要素も手伝ってのことかもしれません。

それから、俳優達もすばらしかった。
ちゃらんぽらんとしていうように見えて、自分の出番となると威厳を発揮する社長の山崎務。
こちらもいい加減なようにみえて、その社長を心底尊敬して支える事務員演じる余貴美子。
それから、大吾を温かいまなざしで見守る銭湯のおばちゃん、吉行和子。
銭湯の常連客で、最後にちょっとしたサプライズと涙を運んでくれた、笹野高史。
みなさん素敵でした。
そして、広末涼子のミカはとてもチャーミングだったし、
何より本木雅弘。流れに身を任せながらも、まっすぐな自分を失わない主人公を好演していました。


山形の自然の季節により移ろい行く様子を背景に、小さな笑いを随所に織り交ぜて、家族、夫婦、親子の愛に絡めて、死にクローズアップすることで生を描いた、軽やかで素敵な作品でした・・・!




ただし、1つ小言を。
映画に関することではなく、映画館でのマナーの問題です。
わたしの隣には年配(50歳前後くらいかな?)の女性2人組が座っていました。
が、映画中、ガサガサと音の出る包装紙のお菓子を食べつつ、
定期的に携帯電話のチェックをしている・・・
しかも、1人がやるともう1人もやるという連鎖式。
なぜ最近のシネコンが外部からの食べ物の持込を禁止しているか、よくわかりました。
映画終盤そのお二人は泣き通しで、そこは憎めないところなのですが、
マナーは守って欲しいものです。。。大人なんですから、ねぇ。
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by chiemhana | 2008-10-07 21:24 | 映画

映画『グーグーだって猫である』


映画『グーグーだって猫である』を観てきました。


天才漫画家の麻子さんは最近元気がない。15年連れ添った愛猫のサバが死んでしまってから、仕事のペースもめっきり落ちてしまった。
そんな麻子さんはある日意を決して足を踏み入れたペットショップで新しい相棒、グーグーと出会う。
グーグーを迎えてから、麻子さんの生活も一新し、再び訪れた笑顔と笑いの溢れる日々。
新しい恋の予感、新作の構想・・・全てがうまくまわり始めたかに見えたところで、新たの試練も訪れるのだった。。。


そんなストーリーかな。


もっと猫愛映画に仕立てあがっているのかと思ったら、そうでもなかった。
(もちろんグーグーはじめ、登場する猫たちはみな素敵だったし、わたしの大好きな象の花子さん@井の頭動物園も登場したし、よかったのだけれど、でも何か物足りないと思ったら、猫のゴロゴロ音がないのでした。特にグーグーは「んーるるる・・・」と鳴くらしいのだけれど。。。聞きたかったな)

むしろ、女の人が生きていく物語になっていたと思う。
麻子さんの生きていく道や、それを脇から見つめつつそっと支えているアシスタントのナオミちゃんの生きていく道。
順風満帆とは行かないけれど、くじけそうになったり立ち直ったり傷ついたり喜んだりして、生きている・・・常に死が背中合わせにあることを知りつつ。



わたし個人的には、泣かされ所満載で、ほとんどうるうるしていたかもしれない。
観る人が観ればなんてことはないのでしょうけれど、わたしにはとても悲しい映画だった。
共感する部分もあるけれど、それ以上に、自分の想像力によるものや、何かに起因して考えてしまうことによって、今でもそれを考え始めるとすぐに泣けてくるくらい、悲しいです。
具体的に何が、とは、書こうとすると泣けてくるので割愛します。



もしかしたら、映画の中でナオミちゃんがはじめて麻子さんの漫画を読んで感動で号泣するシーンがあったけれど、大島弓子の漫画には確かにそういう(読むものの心を強くつかむ)力があるし、それは映画で描かれていたように、ご本人が常に死を思って生を大切に生きているからかもしれないし(実際はどうだか知らないけど、本当にそうじゃないかと思われる)、漫画で描かれる独特の世界観みたいなものを犬童一心監督が映画の中で的確に表現していたのかもしれないし、犬童監督もそのあたりを描くことにかけて長けているからかもしれない。



それにしても。
今まで上野樹里をそれほど好きじゃなかったけれど、この映画ですごく好きになりました。とても可愛かったし、彼女の可能性にようやく気付けた感じです。
それから、若い頃から好きだったけれど、小泉今日子は年をとるほどより好きになります。がむしゃらな感じではないけれど、きちんと努力をして、年齢とともに新たな扉を開いていっている感じがします。


そして、麻子さんの着ているものとヘアースタイルが素敵だった☆
わたしはここ半年以上パーマヘアで、そろそろ飽きていたところだったのだけれど、思い切ってあんな風にクリクリにしてみようかしら、と検討中。
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by chiemhana | 2008-10-02 13:29 | 映画

『20世紀少年』(マンガも)

ごくたまーに、夫が観に行くことに乗り気になる映画があります。

わたしは、この映画はみようかみるまいか迷っていて、
どちらかと言えば、観ない方向でした。
(原作マンガのファンなので)

でも、夫が観るっていうんで、じゃ、観るかと。
夫は、マンガ未読です。

さて。
映画、よくできていました。
すごく忠実にマンガの世界を表現していて、感心しきりでした。
キャラクターがあまりにそっくりで、ちょっと笑えるくらい。
(もちろん、100%気に入ったわけではないけどね)
それに、どうしても時間の都合上はっしょってあるのですが、
それがうまくいっていて、原作を知っているわたしも納得だし
知らない夫も充分楽しめた様子。



映画を観るにあたって、マンガを再読するか否か、というのも悩みどころで、
これも、読まない方向だったのですが、
妹が再読して、そのまま友達に貸したりして、
そのハマりぶりを逐一報告してくれるものだから、
・・・もう一度読みたくなってしまって、今読んでいるところ。

映画を観る前に3巻くらいまで読み終わっていました。
ごく常識的なペースで、毎晩1冊ずつといった具合。
でも。
映画を観た途端、火がついてしまった。
一晩で9冊くらいを読み終え、
翌日も休みなのをいいことに朝から読み始めて5冊。
1冊読むのに30~40分かかるので、全部で7~9時間も読んでいたことに。
長時間続けて読んだので、挙句の果てには頭痛まで起こるといった始末。

こういうところの自制心のなさは、
いくつになっても治らないものなのでしょうか。
はじめの3巻くらいまでの時は、
「読むのは2度目だし、わたしも少しは大人になったし、こんなもんよね」
などと余裕で思っていたけど、とんでもないですな。


さぁて、今日も帰って続きを読もうっと。(←反省していない)


それにしても、面白いんだよなぁ、浦沢直樹。
これで飛び火して、あとには
『MONSTER』と『MASTERキートン』の再読が控えている次第。
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by chiemhana | 2008-09-24 18:00 | 映画

ダーク・ナイト

ようやく『ダーク・ナイト』を観てきました。

『バットマン ビギンズ』に続くクリストファー・ノーラン監督最新作。

わたしは原作であるコミックの「バットマン」も知らないし、
『・・・ビギンズ』以前に作られた映画も、ひとつも観ていないのです。

ただ、『・・・ビギンズ』は偶然観たのですが、
TV放映など事あるごとに観てしまうくらい、
結構好きなのです。
1つには、クリスチャン・ベイルが好き(中学生の頃からファン)というのもあるけど、
最大の敵は自分の弱さ、とか、失敗と試行錯誤を重ねていく過程とか、
作中で描かれるそんなところが気に入っているのだと思います。

『ダーク・ナイト』も観たいと思ったのは、
そういう前作の流れを踏んでいることを期待していたし、
予告で目にするヒース・レジャーのジョーカーがすごく怖そうで、
怖いもの見たさもあるかもしれないけれど、
とにかく見てみたい、とすごく気になったから。


上映時間を知ってちょっとひいたけど(長い!長すぎる!)、
見始めるとその長さが全く気にならない。(お尻は痛くなったけど)
息継ぐ暇はありつつも、展開が速くて、
それはいつもジョーカーによって仕組まれる罠なわけだけれども、
展開の度に、次はどうなっているのかの予測が本当に全くつかず、
うまいなぁ、と思わせられます。
ヒース・レジャーのジョーカーは(って、他のジョーカーを知らないけど)
快楽犯罪とも違い、虚無から発生している悪意を思わせ、
彼の独白には思わず同情を寄せてしまったり、
諸悪の根源であるにもかかわらず何故か、
バットマンと同じように「コイツは殺せない」と思ってしまう、
実に深みのあるキャラクターになっていました。
豪快な爆破シーンやカーチェイス、格闘シーンなども満載ながら、
期待通り、人の心の光と闇を描くことにも手を抜かず、
それによって暗澹たる気持ちにもさせられるけれど、
一筋の希望の光が見えたような、ほっと安心させられる描写もあって、
わたしとしては、満足のいく一作でした。

ジョーカーがあまりの存在感だっただけに、
エンドロールで「ヒース・レジャーに捧ぐ」の文字が現れた時には、
うるっとしてしまいました。
もし彼がまだ存命で、わたしがこの映画をみたならば、
絶対に彼の今後の活動が気になって仕方なかったはずなのです。


さて、公開してから見るまでに時間がかかってしまったのには、
夫がこの映画をみることを渋っていたことが一因としてあります。

でも、いざ見終わってみると、180度態度が変わり、
「謝りたい気分だ」とまで。
面白かったのだそうです。
(ほんとに、ちゃんとはんせいしてもらいたいものだわ)


『・・・ビギンズ』のラストでジョーカーの存在を匂わせたときには、
これがいわゆる『バットマン』(1作目)につながっていくのか、と思わせられましたが、
それが今作にうまくつながっていました。
今作のラストも、続編を予感させなくもありませんが、
わたしとしては、ここで打ち止めにしてもらいたい。
『ビギンズ』と『ダーク・ナイト』がとても良く出来ていたので、
これを損ねるような続編は作ってもらいたくない。
そんな気持ちです。


あ、そうそう。
暗闇での格闘シーンですが、わたしの目はついていけていなかった・・・
年でしょうか。
それと、邦題のカタカナの「ダーク・ナイト」というタイトルから、
ずっと「Dark Night」だと思っていましたが、
本当は、『THE DARK KNIGHT』なのですね~(恥)
・・・がんばれ、わたし!
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by chiemhana | 2008-08-28 11:38 | 映画

『崖の上のポニョ』

先週末からほったらかしでした。
すみません。
そしたら、ほったらかしていた数日間、毎日きっかり同じ人数の方が見に来てくださっていたようで。
律儀にのぞきにいらしてくださる方があるというのに、ほったらかしなんて・・・
まことにすいまめ~ん。(←ジョイマン。)
いえいえ、ふざけているわけではありません。大好きなんです、あのとんでもない韻の踏み方が。



さて。

ポニョですよ。

♪ポーニョポーニョポニョ さかなのこ
 崖の上に~ぃ やぁってきた♪

って、あの節回しは、ずるい。

それから、
♪ポーニョポニョポニョ おんなのこ
 まんまるおなかの げんきなこおんなのこ♪
って続くの知ってます?
その歌詞をTVCMで聞いた夫、即座にわたしを振り返りましたよ。
・・・どーせ、出っ腹ですよ、まんまると。いえいえ、子は宿しておりませぬ!


・・・気を取り直して、
いやぁ、こんなにわくわくして待ってしまったのって、いつ以来でしょうか。
本当は公開日にみにいきたかったくらいだけど、都合がつかなかったので、公開日翌日にみてきました!


賛否両論分かれているようですが、
期待しすぎてはいけない、ということは言えます。
作品の出来が、ということではなくて、
これまでのジブリ作品は、
一見、「どうせアニメだからこども向けでしょ」と思いきや、
大人が見るに耐える構成とメッセージ性を兼ね備えていました。
しかし『ポニョ』は、難しい話、一切抜きです。

でもとにかく、「愛」に満ちた作品でしたよ。
それは、物語の中の愛(主人公たちの小さな愛や、家族愛、夫婦愛など)はもちろん、
たぶん、この「画」を書いた人たちの、作品に対する「愛」もあるんです。
今回は一切CGを使っていないそうですね。
あれが全て、文字通り人の手から生み出されたものだなんて、すばらしいです。
すごい迫力と躍動感でしたもの。
見たあとに、ぜったい嫌な気持ちにはならないはずです。


「たのしい!かわいい!」この言葉につきるような気がします。




~追記~

このエントリーを見た夫から、
「僕がすごく気に入っているって書かれてないじゃん」というクレームが。
なので付け加えておきます。

夫は、はじめは全然見る気がなくて、
「僕はみないから、一人で行くかRieちゃん(わたしの妹)とでもみてくれば」
と言っていたのですが、
CMをみたり、新聞の映画評をみているうちに気になりだしたらしく、
結局一緒にみに行くことに。

で、みてはすっかり気に入ったらしくて、
隙あらば主題歌を口ずさんだり、
ポニョの口真似をしています。(-.-;
・・・いいんですけどね・・・
・・・もう少し大人になってもらいたいものです・・・

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by chiemhana | 2008-07-25 14:57 | 映画

『リーロイ!』@東京国際映画祭

今年も始まりました、東京国際映画祭。
20回目だそうです。
始まった頃を何となく覚えているけど、最初は結構こじんまりしていたように思う。Bunkamuraの中だけだったのでは?(その頃実際に足を運んでいたわけではないので、確かではありませんが)
今は華やかですよね。
実は、オープニングもしくはクロージングに招待してもらえないかと画策してみたのですが・・・もちろんムリでした。でも招待された人はタキシードを新調するのにウン十万もかかってしまったそうで・・・その出費は痛いですね。それはそれで、ま、よかったかな。でも、いつかは・・・!

そんなことはさておき、
コンペティション部門の『リーロイ!』を見てきました。
ドイツの映画です。

アフロヘアーがトレードマークのリーロイ。父は黒人で発明家、母は役所に勤める白人。その両親からとても愛情を受けて育っている、賢くてチャーミングな少年。
ある時1学年下のエーファと出会い、二人は互いに一目惚れ。
ところが、彼女の家族はネオナチ一家。彼女の5人の兄弟たちは「ニガー」であるリーロイを目の敵にする。
彼女が好きだという気持ち、自分のアイデンティティー、様々な葛藤を経て、リーロイがたどり着いた結論とは!?


ドイツ事情に詳しくありませんが、ティーチ・インでの質疑応答から察するに、日常的に人種差別が横行しているのが現状のようです。
で、これはその差別という問題に対して、「原因はどこにあるのか?」「それでいいのか?」と疑問を投げかけるような作品になっています。
とはいえ、シリアスではなく・・・ものすっごく楽しい、コメディーなのです。

監督のお話では、予算の関係で当初の思惑とはかなり違う選択をし続けた結果の作品のようだけれど、「それでよかったじゃん!」と祝福したくなるような、素敵な映画でした。
主演の二人はとてもチャーミングだし、脇を固めるキャラクターたちもみんな良い味だしてるし、台詞のテンポも良くて洒落ている、そして音楽がカッコイイ!
何より、リーロイとエーファの、既成概念に囚われない価値観と選択、行動は小気味良いです。
リーロイがまた、可愛いんだよなぁ。そう言えば子どものころ、自分が大人になったら肌の黒い子どもを養子にもらおうなどと考えていたことを思い出しました。


とにかく、とてもとても素敵な映画でしたので、公開されたらぜひ、たくさんの人に観てもらいたい。。。

あ、今ならまだ24日に上映があるので、チャンスです!
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by chiemhana | 2007-10-23 11:30 | 映画