本や映画、食べ物、ヨガのことなどなど・・・心にピンときた、いろいろのものについて思ったことを書いています
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カテゴリ:映画( 59 )

『不都合な真実』

「不都合な真実」を観て


観てきました。

正直に言うと、特に目新しいことがなかった、かもしれません。

知ってるよ、やってるよ、でも!
良くなっていないのはどういうわけ!?

という憤りを、若干、覚えました。

でもそれは、わたしにも責任がある
自分がやってるだけじゃ、だめなんだ。
知らない人に教えてあげなきゃならないし、
今やっている程度のことでは、もう間に合わないんだ。

そういうわけなので、
皆さん、ぜひこの映画を観てください。


   不都合な真実 http://www.futsugou.jp/


わたしが「目新しいことがない」というのは、
元々ちょっとばかり、この問題に関心があったからに過ぎません。
(地球の行く末を案じて、眠れなくなるようなこどもでしたので。。。)

とはいえ、観て愕然としたことがあります。
まずは、最近よく言われている、南極の棚氷の崩落。ショッキングな写真でした。
また、それによって海水面が上昇し、わたしの住んでいるような所は水没してしまう、ということは知っていましたが、例えばヒマラヤの氷が解けてなくなってしまうと、今度は飲み水を確保できないという被害を広大な地域でこうむることになるというのです。
それから、「自然界のバランスがくずれている」ともよく耳にしますが、具体的には?どうして温暖化したからってどうしてそうなるの?ということ。
例えば、渡り鳥が渡ってきて、卵を抱いて、その卵からヒナが孵る時期というのが決まっています。
そしてそれにぴったりあうように、イモ虫たちが卵から孵るわけです。
自然界のシステムって、素晴らしいですね。心底感動しましたよ。
ところが、温暖化の影響でイモ虫の目覚める時期が早まり、鳥の方はイモ虫に合わせることができなかった。
渡り鳥は食料を確保できず、イモ虫は増えすぎてしまいます。
それである種の虫が大量発生したり、それに伴って新しい疫病が流行ったり、するわけです。
SARSも鳥インフルエンザも、温暖化の影響というわけです。

温暖化によって引き起こされる恐ろしいことは、ほかにも数限りなくあげられます。
それはぜひ映画を観て、恐ろしさを肌で感じてください。

そして、これからどうすればいいのか、それもぜひ映画を観て、考え、選んでください。



わたしは、1つ心に決めたことがあります。
実は我が家は最近車を買い替えました。
わたしはハイブリッドカーを切望したけれど、「格好悪いし、見切りも悪い、使いづらい」という理由で、夫に却下されてしまったのです。
でも。これからそのためにお金を貯めて、5年後には格好良いハイブリッドカーに乗り換えさせるぞ!と決意を新たにいたしました。

本当は木を植えたいけれど、植える土地を持っていません。
どうしたらいいのでしょうか。
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by chiemhana | 2007-02-26 11:17 | 映画

『ドリーム・ガールズ』

公開したばかりの『ドリーム・ガールズ』を、観てきました。

わたしは普段から、ソウルとかR&Bとか聞く方ではないけれど、あの歌の迫力には参ってしまいます。
何度も鳥肌立ちました。

片田舎で歌手になることを夢見ている、女の子3人組「ドリーメッツ」。抜群の歌唱力を持ったエフィ、美しいディーナ、チャーミングなローレルは、エフィの兄C.C.の作る歌を、彼の振り付けで踊りながら絶妙なコンビネーションで歌い聞かせる。
彼女達の才能に魅了されたカーティス・テイラーJrは、彼女達のプロデュースを買って出る。初めは人気歌手ジミー・アーリーのバック・コーラスから。カーティスは私財を投じ、汚い手段を用いながらも、ジミーと彼女達をスターダムにのし上げていく・・・抜群の歌唱力と美しいルックスで順調に人気を博していく3人。やがてグループ名を「ドリームズ」と変え、リード・ボーカルをエフィからディーナに変えて広く売り出し始めた頃から、円満だった彼らの関係に亀裂が走り始め・・・



純粋な、音楽や歌、歌うことへの情熱が昇華していく小気味良さ。
しかしあちらを立てればこちらが立たず・・・で、ギクシャクしていく人間関係に苦い思い。
ところがその根底にあるのは、やはり強く結ばれた、愛や絆だったいう感動。
キラキラして華やかで美しいステージシーン。
舞台の表と裏を行ったり来たりしているような構成で、時にはうっとおしいほど引き寄せられ、時には突き放される感覚。

後味の気持ちよい、軽快なエンターテインメント作品です。


ところで、ビヨンセって、可愛いですね~。
うっとりしちゃいました。
そして、エフィ役のジェニファー・ハドソン。まぁ、美人とはいえませんが、とにかく、あの堂に入った演技と、何よりあの歌唱力はすごい。

彼女のように歌えたら、さぞかし気持ち良いのでしょうねぇ。。。
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by chiemhana | 2007-02-18 10:21 | 映画

『鉄コン筋クリート』

もう、何年前になるでしょうか、このコミックに出会ったのは。
読んで深く感動し、それ以来、松本大洋の大ファンです。
中でもこれは特に好きな作品。

で、大好きなこのコミックが映画になったので、観てきました。


義理と人情とヤクザの町「宝町」。
その町を自由に飛び回り生きる、身寄りを持たない2人の少年クロとシロ。
しかしそこへ、開発という名の地上げ、ヤクザ、暴力、実態のわからぬ”子供の城”プロジェクト、不気味な3人組の殺し屋、そして「ヘビ」と呼ばれる男が現れ、町は不穏な空気に包まれる。
町のバランスが崩れるとともに、クロとシロ、二人のバランスも崩れ始め・・・。



この映画を作った人たちの、原作への愛情がよ~くわかりました。
この作品の世界観、テーマをとても大切に、忠実に動画化していると思います。
ただ、絵はアニメーションのオリジナル。
それは、正しい方法だと思う(原作をなぞっただけではない、深く理解している証として)けれど、やっぱりそこへ物足りなさを感じてしまいました。


それにしても、二宮和也くんて、いいなぁ・・・



映画鉄コン筋クリート
コミック鉄コン筋クリート
松本 大洋 / / 小学館
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by chiemhana | 2007-01-26 10:59 | 映画

『長い散歩』

物語の主人公、安田松太郎は名古屋のとある高校の校長を勤め上げ、定年退職した。しかし教育者としての厳格さが裏目に出たのか、家庭はうまくいかず、アルコール依存症の妻が死に、一人娘は父を憎んでいる。妻の葬式を済ませた後、松太郎は家を引き払い、何かを清算するかのように質素なアパートに移り住む。その部屋の壁一つ隔てたところに、母親に虐待されている少女、幸(サチ)の世界があった。松太郎が幸を救い出し、心を閉ざした彼女の手を取り、旅に出るまでに多くの時間はかからなかった。初めて人間らしい愛情に触れ、頑なな心を次第に開いていく幸。松太郎にとってそれは亡き妻と自分の人生に対する贖罪の旅でもあった。しかし、同時に松太郎は少女誘拐犯として指名手配されていた。捜査の網の目は、彼らを次第に追い詰めていく…。



モントリオール国際映画祭で3冠を制したそうです。
それにしても、日曜日だというのに映画館内は閑散としていて、がっかりでした。

というのも、わたしは奥田瑛二監督のファン。
手法は「ちょっとクサイかなぁ・・・」というほどの表現なのですが、情感たっぷりでセンチメンタルなテーマと、その美意識には惹きつけられるものがあります。

今回も、物語の展開としては、ファンタジー。(「映画だなぁ」という展開。でも、監督の狙いがそうなのでしょう。)随所に、じっと見入ってしまう、胸にしみてしまう名シーン。
でも、家庭崩壊や幼児虐待、生きる希望を見出せない若者など、テーマは非常にリアル。

そして、どれだけ、ささやかでもいい、ハッピーエンドを願ったかしれませんが、ラストもやっぱりリアルなのでした。
ここで、この映画を観たわたしが、幸せで安心してはいけないのです。
注意すべきこと、見過ごしてはいけないことが、この世間にはあふれているのですから。
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by chiemhana | 2007-01-21 21:55 | 映画

『2:37』(第19回東京国際映画祭)

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今年もやってきました!東京国際映画祭!

とはいえ、チケット購入は大幅に出遅れ、見たいと思っていた作品は逃してしまいました。

そこで、スケジュールがあうこと、チケットがまだあったこと、そして夫が縁のあるオーストラリアの若い監督が撮ったということで興味をひかれて選んだのが『2:37』という作品。
なんと、コンペティション部門でした!
入口で手渡されたのは審査用紙!(そんな大層なものじゃないか)
自分も映画祭に参加している、という気になれます。
かなり嬉しい・・・♪


さて映画ですが、すでに来年GWに公開されることが決定していますので、詳しくは書かないことにします。
監督が19歳のときに初めて撮った作品だそうですが、信じられないほど、洗練された完成度の高い作品です。
そして、静かで力強いメッセージが伝わってきます。
実は、作中で描かれるある事象について、わたしは個人的にとても嫌悪感を覚えたのですが、そんなことを隅に追いやるほど、映画はよくできていました。
公開されたら、ぜひたくさんの人にみてもらいたいと思います。


さてさて、これも映画祭の醍醐味、ティーチインですが、今年のこの作品については、プレスと一般の合同記者会見という形式でした。
プロの記者たちの質問はさぞや鋭くスマートなものだろうと思っていたら、「えー、そんなこと聞くの?みてわかんなかったのー?」というような質問をする人もいて、ちょっとがっかり。
でも、監督のムラーリ・K・タルリ氏はとても真摯な態度で、全ての質問にとても熱心に丁寧に答えていました。
そこからも作品への思いが伝わります。

で、わたしも、どうしようどうしようと思いながら、「えいやっ」と手をあげたら、司会の田中千世子さん(映画祭のプログラミング・ディレクターです)に「手のあげっぷりがいいので」という理由で最後の質問者に選んでもらいました。(ちょっと恥ずかしかった・・・)

そこで、「この作品は、監督の個人的な体験に根ざして、「自殺」という大きなテーマをもって描かれていますが、登場人物たちはそれぞれに、社会的ともいえる問題を抱えています。彼らにそれらの問題を課したのはどういう理由で?」というようなことをたずねました。
すると、「全て今まで身辺で見聞きしてきた問題だ」、という答えでした。中には監督自身が抱えていたというものも。

なるほど。
若い監督は、これまでの自身の人生すべてを、この作品に注ぎ込んだのかもしれません。。。

しかしながら、あの構成力というか、物語る力というか、驚くべきものがあります。
ぜひ次は、自分自身とは切り離した題材で撮った、タルリ監督作品を観てみたいです・・・!
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by chiemhana | 2006-10-26 10:32 | 映画

『ハード・キャンディー』

渋谷シネマライズで『ハード・キャンディー』を観ました。
ちょっと気になっているものの、あまり気が進まずにいたところ、知人の男性に強くすすめられたので、「それならば」と久しぶりに1人で観てきました。

チャットで親しくなったジェフとヘイリーはある日カフェで待ち合わせる。ジェフはファッション・カメラマンの30代半ばの男性、ヘイリーは14歳の少女。会ってさらに意気投合した2人はジェフの自宅へ。ヘイリーの作ったスクリュー・ドライバーをすすりながら会話は親密になり、やがてジェフはヘイリーにせがまれるまま彼女の写真を撮り始めるが突然意識を失ってしまう・・・。意識を取り戻したジェフは椅子に縛り付けられており、ヘイリーは彼を尋問し、家の中を捜索している。ヘイリーはジェフがロリコンであること、これまでにその手の犯罪を犯していることを確信し、その証拠となるものを探しているのだった。

さて、そこからヘイリーのジェフへの制裁とジェフの反撃、それに対するヘイリーの更なる制裁が繰り広げられるわけですが、これが凄まじいです。
いやー、すごい映画ができちゃったもんだ、というのが第一印象。
でも、あまり人には薦められないです。
ただし、小さな人たちへの性犯罪に憤りを覚えた経験がある人なら、痛快な映画と成り得るかもしれません。
わたしも実際、小気味良いとさえ思いました。
その一方で、ジェフへの同情も禁じえません。
それはもちろん、小児性愛(字幕では「ロリコン」となっていましたが、実際は「pedophile」と発音していたので、日本で言う「ロリコン」よりも、それが犯罪に繋がってしまうほどもっと深刻な性向を言っているようです)に対してではありません。
そうではなくて、ジェフが最後まで捨て切れなかった「見栄」に対してです。
これについては苦い印象を持ちました。

映画の作りとしては、ほとんど2人きりの密室劇ですが、台詞の構成がすばらしく、非常によくできた作品だと思います。

でも、テーマがテーマなだけに、展開が展開なだけに、見終わった後にスッキリせず、やっぱり夫と一緒に観に行って意見交換をできればよかったな、と思いました。



どなたかご覧になったら、ぜひご意見をお寄せください。
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by chiemhana | 2006-08-28 18:05 | 映画

『ハチミツとクローバー』

最近ぞっこんの蒼井優ちゃんがみたくて、夜の渋谷へ『ハチミツとクローバー』を観にいってきました。

舞台は美大。花本教授を慕って集まる学生たち。
花本の親戚である油絵の天才少女はぐみ。
彼女に恋をする竹本。
自分の才能をもてあましている森田もはぐみに惹きつけられている。
陶芸科の山田あゆみは真山に恋を。
だがその真山は、デザイン事務所を経営する原田理花に想いを寄せている。
彼らが織り成す青春模様、恋模様。

こう書くと、いかにもどろどろしていそうな話が想像できます。
わたしもそんな話を想像していました。

人気コミック、アニメの実写映画化。
名前こそ知っていたけれど未読でしたので、映画を見る少し前から、半分くらい、コミックを読んでみました。

映画はやはりコミックとは別物。
人物造形は見事はなくらい、原作のイメージを裏切っていませんが、その展開はやや異なるようです。

それにしても。
映画然り、コミック然り。
「どろどろ」になりそうな条件をこれだけそろえていながら、ちーっともそうはなりません。
なんといいますか、清清しいです。爽やかです。きらきらしています。
美大生の彼らは、身にまとうものから普段の行動までちょっと特別ではありますが、その考えや想いの、なんと純粋で普遍的なこと。
そんなこと、もうずっと前に忘れることにしたわたしには、懐かしささえ感じられました。


少年少女にぜひみてもらいたい、美しくて愛おしい、青春映画でした。




余談ですが、肝心の蒼井優ちゃんはどうだったかと言うと、わたしとしてはイマイチでした。
それより、加瀬亮演じる真山がビジュアル的にビビっときてしまいました。
真山というキャラクターは元々、スガシカオがモデルとのこと。
スガシカオ、大好きだったんですよねぇ。。。(やっぱりああいうのに弱いのか!?)
タイトルも、スピッツの『ハチミツ』スガシカオの『クローバー』からとられたそうだけれど、どちらも好きなアルバム。
そのへんも、この作品に興味を持った要因のひとつです。
そういえば、エンディングに流れたスピッツの『魔法のコトバ』、はまっていました。
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by chiemhana | 2006-08-22 14:55 | 映画

『マッチ・ポイント』(ウッディ・アレン監督)

恵比寿でウッディ・アレン監督最新作『マッチ・ポイント』を観てきました。

プロテニスプレーヤーを引退したクリスは、その経歴からロンドンの高級テニスクラブのコーチに就職。そこで生徒として知り合い親しくなったトムは上流階級社会の一員。トムの妹クロエと恋をし、その父親にも気に入られ、とんとん拍子に人生の成功階段を登っていくクリス。しかし、トムの婚約者ノラと出会ってから、その歯車が軋み始める・・・

このところのウッディ・アレン作品とは趣を異にし、シリアスでスリリングな人生ドラマ。
舞台もニューヨークではなくロンドンに。
それでも、音楽、映像、ちょっとした会話など、随所に見られるアレン節。
最後には、あっけない、でも鮮やかなどんでん返しも用意されていて、見ごたえ充分。
ちょっと急な展開にみえそうなところも、ばっちりなお膳立てで「文句は言わせない」という感じ。

「そんな馬鹿な」と思うようなこと、この世には、人生にはたくさんありますね。
そういうことをぎゅっと凝縮して描いているようにみえます。
そして、そんな展開にこそ、この人らしさを感じてしまうのは、そういえばこの人はずっとそんなことを描いているのでしょう。

ストーリーとしては好きじゃないけど、映画そのものは愛さずにはいられない、そんな作品です。


珍しく気合入れて、初日の一回目を観にいきました。
おかげで、初日特典の英国王室ご用達というAsprayの香水を2個GET。
映画の中に何度か、このお店のショーウィンドウが登場します。
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by chiemhana | 2006-08-21 12:13 | 映画

DEATH NOTE  前編

DEATH NOTE -デスノート-

将来は警視庁入りを目指すエリート大学生の夜神月(ヤガミライト)は、法による正義に限界を感じていた。ある夜、そんなライトは一冊のノートを拾う。それは死神のノートで、そこに名前を書かれたものは死ぬ、というもの。ライトはそのノートを使って、犯した罪に見合わない軽い刑をうけた犯罪者や、逃亡犯、罪逃れをする権力者など、次々と死に追いやっていく。
巷ではそれが「救世主キラ」によるものだとしてもてはやす動きもでてくるが、一方警察はこの一連の不審死を連続殺人とし、ICPO(インターポール)から絶大な信頼とともに送られてきたLという探偵と協力し、キラ捜査に乗り出すが・・・。



いやぁ、おもしろかったですねぇ。
ずーっと、ハラハラドキドキしっぱなしでした。
手に汗握るアクションシーンとか、カーチェイスとか、そんなのがあるわけではなく、始終頭脳戦が繰り広げられるわけですが。

現実に限りなく近い舞台でありながら、話はあくまでもファンタジー。その世界にうまく身をおくことができれば、問題なく楽しめる映画だと思います。

原作コミックはベストセラーのようですが未読です。
そちらとは展開がかなり異なるようですね。原作のほうが複雑なようです。
でもまぁ、細部にこだわって忠実に再現するのもファンには嬉しいものでしょうが、みたところ、原作のエッセンスをとても良く活かして、映画として独自の世界を創り上げることに成功している良い例なのではないかと見受けられました。
それは、「原作未読」で充分に楽しめたからです。
(その点で言えば、『ダ・ヴィンチ・コード』は失敗かも)


実は原作コミックも、これまで何度か人に薦められてきました。
「すっごくおもしろいよ」と。
それでも読まなかったのは、連載誌が少年ジャンプだったからです。
別に少年ジャンプが嫌いなわけではありません。
ただ、あれはあくまで「少年」誌なので、大人の読むものではない、と思っています。
(なので、少年誌をまめに一生懸命読んでいる男の人には「ん???」と思ってしまいます。同じ漫画読むにしても、青年誌を読めばいいのに、と。)

しかし、映画が予想以上に面白かったこと(それは設定やストーリーの面白さに負うところが大きいです)、更に気になる終わり方をした今回の前編、続く後編の公開は5ヶ月も先だとのこと。
・・・それまで待てません。
ということで、勤め先でさっそく原作コミックの所有者を見つけ、借りる話をつけてしまいました♪
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by chiemhana | 2006-07-08 13:24 | 映画

虫の報せ・・・?

おととい、会社の給湯室で来客用茶碗を片付けながら、何の脈絡もなく、ふと
「そういえば、『赤い橋の下のぬるい水』をみてないな。」
と思いつき、
「あ、『カンゾー先生』もまだみてない。みたいなぁ。」
「・・・『うなぎ』ももう一度みたいな。」
「WOWWOWでやらないかな。待ってないでビデオ借りるか。。。」
などと考えていました。

いつもはわたしが朝刊に目を通す間もなく、つれあいが持って出てしまうのですが、今日は彼が休みをとって寝坊。
わたしがごみを出しながら朝刊をとりました。

そしたら、「今村昌平監督死去」の報。

突然のことへの驚きと、次回作を見られない残念さ、そして二日前に自分がふと思い出していたことにささやかなつながりと、もっと早くにたくさんの作品を見ておくんだった、という後悔を感じました。


きっかけは『楢山節考』。
友人に薦められて読んだ深沢七郎の『楢山節考』に魅せられ、それが映画になっているなら是非観なくては、と観てみると、これまた映画もすごい作品でした。
生と性と死。
自然の摂理で、生きとし生けるもの全ての宿命。
それを、泥臭く、人間臭く、しかし鮮やかに美しく描いている、そんな作品でした。


こんなことを書いていたら、本格的に観たくなってきました。(笑)

新しい作品を観ることが出来ないのは本当に残念でなりませんが、ご冥福を心よりお祈りします。
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by chiemhana | 2006-05-31 09:51 | 映画