本や映画、食べ物、ヨガのことなどなど・・・心にピンときた、いろいろのものについて思ったことを書いています
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『ラスト、コーション』


セクシャルなシーンが話題になっている、アン・リー監督の映画『ラスト、コーション』を観てきました。

確かに、納得のR-18指定ではあります。

しかし観終わってみるとそれについて特に強烈な印象が残っているわけでもない。。。


抗日運動を展開する学生グループ。
親日派のキーマンであるイーの暗殺を目論み、裕福な若妻マイ夫人を装ってイー夫妻に近づく、美しいワン・チアチー。
彼女の美しさにのめり込むイーと、マイ夫人を演じながら次第にその「役」に埋没していくワン。
果たして暗殺計画の行方は・・・



何とも、美しい映画でした。
まず女たちの化粧、衣装、立ち居振る舞いの美しさ。
古き佳き、そして悲しい時代を写す映像美。
また微細な感情を現す俳優たちの表情。

ワン・チアチーを演じるタン・ウェイは、瞳の奥に虚無感をたたえながら、時に幼く、時に上品に、また時には妖艶に、微笑を浮かべます。
『グリーン・デスティニー』でチャン・ツィイーを初めてみた時にも「!」と思いましたが、今回タン・ウェイを見て同じように、いやそれ以上に「!!」と思いました。(言葉には表せません。)
それにやっぱり、トニー・レオン♪(・・・大好きなのです・・・)
もともと「人知れぬ孤独を抱えた男」の役が(本人もそうなのでは、と思わせられるほど)よく似合うのですが、弱さを強さで覆い隠し、常に不信と死の恐怖に付きまとわれる軍人イーを瞬時に表現しており、感服いたしました・・・何かまた1つ突き抜けてしまったかのような印象です。

そして哀しい映画でもありました。
二人の逢引のシーンは、どちらかと言えば、ちっともセクシーではないのです。
体をぶつけているようで、実は自分の孤独や恐怖、やるせない思い、もしくは魂そのものをぶつけているかのようなイー。
対するワンも、演じている部分がどんどん自分の「素」の部分を侵食し、自分が負った使命と、イーの求めの狭間でひきさかれている。
愛やそれに伴う喜びの欠落した、何とも切なく悲しいラブシーンでありました。


クライマックスからラストへかけても、二人の表情からとても多くのことが読み取れる、感じ取れるようで、本当に素晴らしかったです。



でもこれは、観る者を選ぶ映画ではないかと思います。
R指定だからではなくて。
わたしも、もう少し若かったら、この二人の苦悩をどれだけ理解できたか怪しいところです。
別に政府の要人やスパイでなくても、だれもが演じている自分、押し殺している自分があって、そういうところに訴えかける映画のように思えます。

人生の苦味を味わった大人に、ビターチョコレートのような一作。



なーんちゃって、まだまだ、お子ちゃまなわたしですが。。。
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by chiemhana | 2008-02-14 14:12 | 映画