本や映画、食べ物、ヨガのことなどなど・・・心にピンときた、いろいろのものについて思ったことを書いています
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『めがね』

『バーバー吉野』『かもめ食堂』に続く、荻上直子監督の最新作。

『バーバー吉野』も面白かったけれど、何しろ『かもめ食堂』はわたし的にど真ん中のストライクで、あまりに気に入ったのでDVDも購入してしまったほど。

待ちに待った『めがね』を観てきました。


どこか、たぶん南の方の島の、海辺の美しいところ。
そこにひっそりとたたずむ民宿ハマダ。
大きなスーツケースを引きずってやってきたタエコは、客であるにもかかわらず、客らしいもてなしを受けることができない。むしろ、お客でもないのに、ハンドバック1つで毎年春になるとやってくるという謎の来訪者サクラさんの方が、珍重されている。
そこではみんな「たそがれる」ことが得意で、毎朝サクラさんの指導の下「メルシー体操」を行い、サクラさんの氷を食べて、ゆったりと時を過ごしている。
そこになかなか馴染めないタエコだが・・・


劇場入り口の券売所でわたしがチケットを購入している間、夫は若いカップルの会話を耳にしたそうです。

男子「あ~『めがね』。オレ、ああいう“ゆるゆるだらだら”な映画、ダメなんだよね~」女子「わかるぅ~。あたしも~。」

ほほう。「ゆるゆるだらだら」ねぇ。

確かに、この映画が何でできているかというと、美しいロケーションと、美味しそうなごはん、ほんの少しの会話(セリフ)と、穏やかに流れ行く時間、そんなもので構成されています。
ゆったりながら、しっかりしたストーリー展開を持っていた『かもめ食堂』とはまた違うので、”行間を読む“のが苦手な夫も、心の底からはこの映画を楽しめなかったみたい。


でもやっぱり、わたしは「いいなぁ」と思ってしまいます。
だって、タエコさんみたいに南の島でのんびり過ごしてみたいし、ハマダの朝ごはんはとても美味しそうだし(いつかハマダのような民宿をやりたいなぁ)、サクラさんの氷がものすっごく食べた~い。

でもそれだけではないのです。
わたしが「いいなぁ」と思ってしまうのは、この映画が「絶妙な距離感」を描いているからだと感じます。


ああいう上手な距離感を保つのが難しい今日このごろ。
境界線をつい踏み越えて、ずかずかと”侵入“してしまったり。
逆に、それを恐れて最初から関わるのを諦めてしまったり。
むしろ拒否してしまう、など。

彼らは、美味しいものが手に入ったから、とか、せっかく一緒にいるから、というような感じで、食事は共にするけれど、でも互いの詳しい素性などは知らない。
ある意味ギヴ&テイクが成り立っているから、それで充分なのです。
あ、ただしこの場合のギヴ&テイクは、物理的・金銭的なものではありませんけどね。


こうやって書いていたら、もう一度観たくなってきてしまった。
あ~、それにしても、サクラさんの氷、本当に、食べたいなぁ~。
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by chiemhana | 2007-10-07 07:54 | 映画