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『ゾディアック』

観てから時間経ってます。
そろそろ劇場では観られなくなっているかもしれませんが・・・


1970年代、アメリカを震撼させた、連続猟奇殺人事件。
ある日新聞社に一通の犯行声明が届き、そこには犯人しか知り得ない情報と、暗号が記されており、その人物は自らを「ゾディアック」と名のる。
パズルや暗号を解きその答えを求めるように、犯人からの暗号を解くこと、犯人を割り出すことに憑かれ、次第にその人生を狂わせて行く担当刑事、新聞社の担当記者、そして挿絵画家。
未だ解決していないこの事件を、その事件の内容そのものよりも、事件に関わったことで振り回されてしまった人物たちに焦点を当てて描いた映画です。


最近知り合った映画好きの人に「『ゾディアック』は見ないんですか?」とたずねると、「うーん。どうせ『セブン』なんじゃないかと思って。」という応え。
なるほど。
『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが監督です。
もしかして、そうなのかしらとわたしも覚悟しながら、みました。


もし、『セブン』を期待してみた人がいたら、きっとがっかりしたでしょう。
事件は「解決」しないのですから。そりゃそうです。実際の事件も解決していませんからね。
そういう意味では、ものすごくフラストレーションを感じる映画かもしれません。

わたしがこの映画をみて思ったことがいくつかあります。
まず、わたしたちは謎を解きたがる、答えを知りたがる、そういう性質をもつ生き物だということ。それをまざまざと見せ付けられたような気がしました。
また、思い込みや信念、執念、そういうものの恐ろしさ。「こいつじゃないか」と思われる容疑者が現れるが、物証が揃わない。「何とかこいつであげたい」と強く思いすぎることで、他のことを見失ったり身を破滅に導く行動にでたりしてしまう。冤罪の恐ろしさも思わされました。
それから、ゾディアックを追う刑事も記者も挿絵画家も、「悪を成敗してやる」って感じではないのです。「こんなことする奴はどんなやつだ、この目で見てみたい」という個人的興味に見えます。何だか、いいかげんなのです。

結局、何が言いたかったのかって、もしかしたら、例えば事件が3つの所轄をまたいで起きていたので情報交換が遅かったとか、初動捜査に抜かりがあったとか、映画を観ている限りでは、警察はゾディアックに振り回されっぱなしですから、そういうことを指摘したかったのかもしれません。・・・そうではない、とは思いますが。


こうしてみると、『セブン』はなんて素晴らしい映画なんだろう。
ちゃんと犯人がつかまって、なぜこんなことをしたかを語ってくれるのだから!

フィンチャー監督は子どもの頃、この事件の物々しい空気を味わっているそうですが、彼はまさにそこからの満たされない感覚を、自らの映画(『セブン』)で消化したって感じですね。
でも実際は映画『ゾディアック』で描かれているように、真実は謎に包まれたままなのです。

このゾディアック事件は、その後、模倣犯が何件もあったり、連続猟奇殺人とか快楽殺人とかの先駆け的に位置づけられているようですが、もしかしたらこの事件を解決できていないことって、ものすごく重大な過失なのかもしれませんね。



夜、夫と妹と3人で観て、妹を家に送って2人で帰ったわけですが、怖かったです。
義弟がまだ帰宅していないことを知っていたので、妹のことも心配だし、ゾディアックはカップルを襲っていたので、夫と2人の夜道も怖かったです。映画はさほど残虐なシーンを執拗に描くとか、そういうことはなかったのですが。
やはり、解決していないからでしょうか・・・。
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by chiemhana | 2007-08-04 11:05 | 映画